お箸について
特長
唐木指物に携わって物を造る中で、この商品ほど実用100%のものはないだろうと思います。
会期中お客様に、三度も足を運んでいただける、力の有る商品で、作者もびっくりの箸です。
初日は奥様(ご主人)用、中日でご主人(奥様)用、最終日に家族、と言う求められ方をします。
硬い黒檀を先端まで真っ直ぐ削り、先まで細く仕上げているので小さな物まで挟め、固い物でも力が伝わりやすく、
「ウドン」や「ソバ」もすべらずに挟めます。当工房で一番の実用の商品。
箸の先端でゴマ粒を挟んだところ。 当工房の箸は、先端を細く真っ直ぐ削ってあるので非常に挟み易い
名前入れは、ルーターで彫った所へ純金箔を張り付ける
名前はお客様の要望で「姫・殿」になりました
夫婦箸のセットにして化粧箱に納まったところ
※現在、名前入れは出来ません
我が家で十年あまり現役で使っている紫檀のお箸(上の写真)。
今回見本にリニューアル(下の写真)。あまりにも長い間、使うだけで手入れ無し(小生は実用重視)、紫檀の面影全く無し(よくもこれだけ白くなったもんだ、あらためて感じ入る)。
少し手を入れるだけで蘇えりました。
今回は全体を手直ししましたが、先端が白ずむ程度だと、乾燥後サラダ油・ゴマ油・オリーブ油等植物油で磨りこむように拭くかお箸どうしこすりあわすかして頂ければ元の色にもどります。
又片方が折れた場合、先端から2〜3cmであれば、もう一方の丈を詰め、再度使えるように無料で修理します。(修理後の送料代は御同封願います)
取扱い注意
使っている内に白ずみますが、使い勝手は変わりません。
折々に手入れして頂ければ色艶が保てます。
食器乾燥機での乾燥はご遠慮ください。
名入れの部分は布巾で強く拭かないでください。
検品後出荷していますが、天然材ゆえ使用中極端に反る事があります、そのような時は交換させていただきます。
仕様
材料ー紫檀(手違い紫檀)。黒檀(インドネシア、セレベス島)
塗装ーウレタン(シーリング剤として使用)。カシュー漆
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